自転車が仕事にもたらしてくれるもの 脳をほどき、感性を刺激する
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/08/24
- メディア: 雑誌
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学生時代は自転車競技選手。自転車は常にそばにある
京都市内の自宅からおよそ12キロ。緑深い山並に囲まれた田園風景が広がる大原に、近藤淳也は本格的なロードレースのいでたちで現れた。顔から滴る汗を気にすることなく、バイクジャージの背中のポケットからビニール袋で包んだ名刺入れを取り出して挨拶する様子は、IT企業の社長に抱く華やかなイメージとは違い、どこか微笑ましい実直さを感じさせる。
毎日往復7キロの道のりを、ロードレーサーで通勤する。しかし昨今のブームに乗ったものではないことは、近藤の自転車歴を振り返れば、明らかである。1975年生まれ。中学時代に当時まだ日本では知られていなかったツール・ド・フランスを見て、ロードレースの魅力に取り付かれた。
はてな代表取締役の近藤淳也(id:jkondo)と自転車の関わり、自転車との向き合い方について、インタビュー記事及び写真を掲載いただきました。