不況入社でも名経営者になる
トヨタ奥田相談役もミクシィ笠原社長も…
ソニーに行きたかった。
商品が面白いからという志望動機は、消費者目線の学生によくあるパターンだ。就職氷河期の1998年、京大理学部4年だった近藤淳也さんはソニーを狙った。だが書類選考も通らず、あえなく敗退した。
近藤さんは後に、インターネット関連会社「はてな」を立ち上げ、注目を集める。近藤さんのように、76年前後生まれにネット業界のトップが生まれたことから、ミクシィの笠原健治社長と並んで「ナナロク世代」と称された。
ソニーに入っていたら?
「どうなったかわかりません」
と近藤さんは苦笑いする。
「既存の価値にとらわれない就職先、いまだから見つかる?」不況期に世に出た経営者として、はてな代表取締役の近藤淳也(id:jkondo)が自らの就職活動期を語ったインタビューが掲載されました。