はてな流の拡大路線とは・近藤社長に聞く
「企画力や独創性だけでは勝負できない」――。はてなの近藤淳也社長が1年半の米国滞在から帰国し、本社を東京から創業の地である京都に移転して4カ月。自社開発路線を修正して他社との共同開発に取り組み、一般ユーザーの声を開発に取り入れるなど、早くも変化が見え始めた。東京オフィスを訪れた近藤社長に、はてなが何を目指すのかを聞いた。
■求められるスペックが上がった
はてなは15日、検索技術ベンチャーのプリファードインストラクチャー(PFI、東京・文京)との提携を発表した。第一弾として「はてなブックマーク」のなかで関連性の高い記事を自動的に抽出して表示するリコメンデーション機能を共同で開発した。はてなはこれまで、思いついたサービスを自分たちであっという間に作り上げるスピードを売りとしていたが、企画のユニークさや開発の速さだけでは物足りなくなったという。はてな流の拡大路線とは・近藤社長に聞く インターネット-最新ニュース:IT-PLUS