株式会社はてな(代表取締役社長:栗栖義臣/本社所在地:京都市中京区)は、オブザーバビリティプラットフォームの「Mackerel」において、2025年4月からベータ版(※)として提供してきたAPM(アプリケーションパフォーマンスモニタリング)機能を本日2025年5月1日に正式リリースしたことをお知らせします。
APMとは、アプリケーションの性能や処理状況を可視化し、パフォーマンスの最適化や問題の早期発見・原因特定を支援する技術や機能の総称です。
「Mackerel」のAPM機能では、アプリケーションの性能劣化やエラーの状況を把握し、原因の特定から解決までの迅速な対応を支援することを目指しています。従来のインフラ監視に加え、トランザクション単位での詳細追跡や HTTPリクエスト・データベースアクセスのボトルネック特定を実現し、アプリケーションの監視やオブザーバビリティ向上に貢献します。
APM機能の特長や料金体系、2025年5月28日に開催予定のイベント「Mackerel APMリリースパーティー」の詳細については、「Mackerelブログ」の記事をご覧ください。
https://mackerel.io/ja/blog/entry/announcement/20250501
2014年9月のリリース以降、「Mackerel」が注力してきたサーバー監視・管理を取り巻く状況も変化しました。近年、クラウドネイティブをはじめとするシステムアーキテクチャの進化により、システム全体の状態を把握し、未知の課題に対応するための概念である「オブザーバビリティ」の重要性が高まっています。
「Mackerel」でも、より複雑な問題やシステムの変化に対応していくため、今後は「始めやすくて奥深い、オブザーバビリティプラットフォーム」として、オブザーバビリティ領域の開発を推進していきます。技術面ではオブザーバビリティ標準であるOpenTelemetryを基盤として対応環境を拡充しつつ、導入しやすくチームに浸透しやすい「Mackerel」らしいオブザーバビリティ体験を実現してまいります。
▽ 参考:「Mackerel(マカレル)」について
https://ja.mackerel.io
当社が提供する「Mackerel」は、オンプレミス、マルチクラウドなど様々な環境に対応した、オブザーバビリティにチームで取り組むためのプラットフォームです。各種クラウドサービスと連携するインフラ監視機能に加えて、アプリケーションの状態を把握する統合的なオブザーバビリティ機能を備えており、システムの信頼性の向上と組織の開発速度の両面に貢献します。また、使いやすいUIとカスタマイズ性から高度なシステム運用を可能にしており、大手企業をはじめとする様々な企業に評価、採用されています。
(導入企業例:https://ja.mackerel.io/customers )
※ 2025年4月1日 はてなプレスリリース 「はてなのサーバー監視サービス「Mackerel」がAPM機能をベータリリース」
https://hatena.co.jp/press/release/entry/2025/04/01/120000
■ 株式会社はてな 概要
https://hatena.co.jp
本社:京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630 読売京都ビル7F
東京オフィス:東京都港区南青山6-5-55 青山サンライトビル3F
代表取締役社長:栗栖義臣
設立:2001年7月
事業内容:
登録ユーザー数:1,247万人(※2024年7月実績)のコンテンツプラットフォームサービスを運営。代表的なサービスは国内最大級のソーシャルブックマークサービス『はてなブックマーク』やブログサービス『はてなブログ』など。
コンテンツプラットフォームサービスで培われた技術力やユーザーパワーを活かした様々なソリューション&サービスも提供中。Webサイト制作のための『はてなCMS』、新世代のSaaS型サーバー監視サービス『Mackerel』ほか。また、おもにコンテンツプラットフォームなどのWebサービスおよびアプリの共同開発事例も多数。
■ お問い合わせ先
株式会社はてな 東京オフィス 広報・マーケティング部
・E-MAIL: hatenapr@hatena.ne.jp
・掲載記事紹介: https://hatena.co.jp/media/
・広報ブログ: https://pr.hatenastaff.com
※ 記載されている会社名、製品名、サイト名は各社の登録商標または商標です