はてなのコミュニティを活用して、企画から流通まで一気通貫で携われる。これは、はてなの編集者でしか経験できない面白みです。

2019年6月入社
竹野 雅人
id:matakeno
サービス・システム開発本部 第2グループ 第1メディアチーム ディレクター

情報を伝える立場で、同じように悩み、試行錯誤している。真摯な姿勢が伝わり、はてなの編集への関心が急速に高まりました。

はてなに入る前のキャリアを教えてください。

  新卒で入社した出版社で3年間勤務。その後、紙媒体ではなくウェブで、より多くのユーザーに情報を届けたいと思い、ポータルサイト運営会社へと転職しました。

その前職では18年間、一貫してニュースサービスの編集・編成に携わってきました。大手メディアだけでなく、地方紙のニュースを全国に届けたり、個人が書いた記事を世の中に出すお手伝いをしたり。

「たくさんのユーザーにさまざまな情報を伝える」「伝えることで課題を解決する」という二つが、キャリアの軸となっています。

はてなに入社したきっかけはなんだったんでしょうか

  「ネットで何が話題になっているか」がわかる「はてなブックマーク」は、仕事でもプライベートでも毎日使っていました。

好きなサービスを提供している会社なので勝手に親近感を抱いていましたが(笑)、カジュアル面談が大きな転機となります。

扱うコンテンツの種類は違っても、情報を伝える立場で、同じように悩み、試行錯誤している。真摯な姿勢が伝わり、はてなの編集への関心が急速に高まりました。

オウンドメディアの編集で事業に貢献できるという説明も魅力的で、ここなら経験を生かして、新しいチャレンジができると判断しました。

「『知る』『つながる』『表現する』で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする」という会社のミッションに強く共感したのも、転職を決めた大きな理由です。

今の仕事内容についてお聞かせください

  第2グループの役割は、はてなのコンテンツマーケティング推進です。

もう少し詳しく説明すると、はてなでは企業向けのCMS「はてなブログMedia」をクライアント企業に提供しています。そのCMS提供と併せて、デジタルマーケティングの戦略策定からWebメディアの構築、コンテンツ制作、グロースハックまで、メディアプロデュースに特化した幅広いサービスを提供しています。

コンテンツプラン策定、コンテンツ制作で貢献することが編集者のミッションです。

はてなにおける編集とはどのような仕事内容ですか。

  「はてなブックマーク」「はてなブログ」といった国内有数のユーザーコミュニティを活用して、クライアント企業の課題解決を支援するのが、はてなにおける編集者の主な仕事です。

注力しているオウンドメディアのコンテンツ制作支援では、

・企画立案~取材先、ライター、カメラマンとの調整~取材同行~原稿チェック、校正~といったコンテンツ制作
・さらに上流からのメディアコンセプト設計、各種ツールを使った現状分析と課題把握

と、業務領域は多岐にわたっています。

そのほかにも、はてなブログと連携した「特別お題キャンペーン」の実施や「週刊はてなブログ」でのインタビュー、はてなブックマークのおすすめ枠の編成などにも、編集者のアイデアや編集力が発揮されています。

自分は管理職の立場なので、上記の編集職の仕事に加えて、目標管理やチーム運営、外部のパートナーとの連携など、業務が円滑に回るような仕組みづくりに比重を置いています。

高いクオリティを維持しつつ、多くの案件に対応できる体制を構築することを目指しています。

はてな編集部が関わった記事は月に30本以上公開されているのですが、丁寧で読み応えのある記事が多く、読み始めて気が付いたら数十分過ぎていた、なんていう日もあります。

はてなにおける編集の面白みはどんなところですか?

はてなブロガーを起用したコンテンツ制作、はてなブックマークによる拡散施策など、はてなのコミュニティを活用して、企画から流通まで一気通貫で携われる。これは、はてなの編集者でしか経験できない面白みです。

一方で、クライアント企業の課題解決につなげる、書き手の個性を生かす、読者に満足してもらう――。一つのコンテンツで複数の要求に応えなくてはならないという難易度の高さもあります。それらを充たしたときは、何物にも代え難い編集者としての喜びとなります。

面白みはそれにとどまりません。はてなブロガーが書き手として活躍すると、はてなブログが活性化する。面白く、ためになるコンテンツが生まれると、それを目的に新しいユーザーがはてなブックマークに訪れる。はてなのサービス全体の成長に貢献できるチャンスがあります。

はてなはどんな会社ですか?入ってよかったと思うことはありますか?

はてな編集部が編集した記事は、月に30本以上公開されています。ユーザー目線で見ても、丁寧で読み応えのある記事が多く、読み始めて気が付いたら数十分過ぎていた、なんていう日もあります。

そんなクオリティの高いコンテンツを生み出せる編集部に加われたのが良かったです。

もう一つ挙げると、はてなブロガー、ネットカルチャー、Webの技術などを熟知している「インターネットが大好き」な人が想像以上にたくさんいることです。

自分自身もインターネットが好きな方だと思っていましたが、はてなバリューズにある「インターネットが大好き」が組織に根付いています。インターネットの会社で働いているんだなと、日々実感しています。

現在の目標はなんですか?目指すキャリアプランなどあればお聞かせください

  短期的にはビジネスに貢献できる編集者になることです。素敵なコンテンツを生み出していても、事業に貢献できなければメディアは終わってしまう可能性があります。そこを解決できるプロフェッショナルでありたいと思います。

長期的にはインターネットを良くすることです。ネット業界のほかの会社にいる人との飲み会で「みんなでネットを良くしましょう~」と言って解散することがあります。ふざけているように聞こえるかもしれませんが、コンテンツの質であったり、コミュニティの改善であったり、編集として手伝えることがあれば関わっていきたいと考えています。

どんな人にjoinしてほしいですか?

コンテンツの企画・制作において、ユニークなアイデアを具現化できる人、インターネットが大好きで、Webメディア・サービスに日頃から接触している人に入社してほしいです。

経験やスキルはもちろん必要ですが、加えて「伝えることで何かを変えたい」という情熱を持っている人と一緒に仕事がしたいと思っています。お待ちしています。

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