はてなサマーインターンは、Webサービスをつくることに興味のある学生を対象としたインターンシップです。
カリキュラムの中で「Webサービスの開発・運用に必要な技術を習得」し、そして「実際のサービス開発に参加してリリースする」ことを目指します。インターンを通して若きソフトウェアエンジニアに鮮烈な体験を提供します。今年は8人の学生を受け入れ、5つのチームで開発に取り組んでもらいました。
前半の2週間は、Webサービスの開発についての講義を受けて、それにまつわる課題に取り組みます。講義と課題を通して、Webアプリケーションを作ってデプロイする一連の流れを身につけます。それに加えて企画やデザインなどについても講義があり、Webサービスを「つくる」ことを様々な角度から学びます。
後半の2週間は、社内の開発チームに配属され、実際に稼働しているサービスの開発を行います。エンジニアだけでなく、チームのディレクターやデザイナーともやりとりしながら、新機能の開発や研究を行います。全てのチームが期間中にその成果をリリースすることができました。
はてなのサマーインターンは、エンジニアだけでなく全社を巻き込んだ一種のお祭りです。今年もスタッフの協力のもと、インターンを開催することができました。
2008年の初開催からこれまで12年サマーインターンを見守ってきましたが、今年もWeb開発の講義を受けるところから、チームで自分たちの書いたコードをデプロイし、その後に続くユーザーからの反応を知るところまでの流れを、ひとつながりのものとして体験してもらうことができました。
ユーザー向けのサービスに関わることや、そういったサービスをこれまで長く運営してきたことによる知見に触れてもらう機会として、インターンのみなさんには満足してもらえたのではないかと思います。そうしてはてなやサービス開発の面白さを知ってくれた学生が、今年の開催側として活躍してもいて、そうやって今年もまたインターンの熱気が次の世代へと伝わったのであれば幸いです。
学生のみなさんに、はてなのサービス開発の楽しさを知ってもらう機会として、来年もはてなインターンを開催する予定です。Webサービス開発の経験を通して技術力を高めたい、自信をつけたいという方の参加を心よりお待ちしています。